スニーカーの寿命はどれくらいなのか知りたい、自分のスニーカーが寿命かどうか気になると言った疑問に答えていきます。
この記事を読めば、スニーカーの寿命の判断基準が分かります。
靴は服よりも痛みやすいですが、頑丈にできているので変えるタイミングが分かりにくいです。
しかし、汚い靴ではおしゃれに見えないのでスニーカーの寿命を知っておきましょう。
この記事のもくじ
- スニーカーの寿命は何年?半年・10年履くには休ませる
- スニーカーのかかとの寿命を伸ばす履き方
- スニーカーのソールの寿命を伸ばす履き方
- スニーカーの寿命である加水分解を防ぐ方法
- スニーカーを休ませて寿命を伸ばそう
スニーカーの寿命は何年?半年・10年履くには休ませる
以下の内容を解説していきます。
- スニーカーの寿命は平均1年~3年(履き方・手入れによる)
- スニーカーの寿命の判断基準
- 寿命が過ぎたスニーカーを履くデメリット
- スニーカーを休ませて寿命を伸ばす
スニーカーの寿命は平均1年~3年(履き方・手入れによる)
歩く距離や手入れによりますが、スニーカーの平均寿命は1年~3年くらいです。
使用回数が多ければ多いほど寿命は短くなります。
- 毎日のように履く → 1年(用途によって半年)
- たまに履く → 2年か3年
スニーカーは、タオル等で優しく汚れを取るだけでも寿命を伸ばせますが、ほとんどの人は手入れをしないと思います。
汚れた状態で置いておくだけでも劣化していくので、スニーカーを10年履くのは難しいです。
スニーカーの寿命の判断基準
スニーカーの寿命の判断基準は以下の5点です。
- 生地にひび割れがある(ひび割れになりそうな強いシワも含む)
- 生地がヨレヨレ・色が変わっている
- かかとが磨り減ってソールの層が見える(ソールの穴)
- ソールがひび割れしている
- 靴の中の布に穴がある(かかとや足指付近)
どれか1つでも当てはまれば、そのスニーカーは寿命の可能性が高いです。
寿命が過ぎたスニーカーを履くデメリット
お気に入りのスニーカーや高かったスニーカーでも寿命が過ぎたスニーカーを履くのはおすすめできません。
お気に入り・高価なスニーカーを履く理由
- お気に入りのスニーカー → デザインが好き・履き心地が良い
- 高かったスニーカー → 品質が良い・ハイブランドの証
寿命が過ぎたスニーカーは、上記のメリットを失っています。
- 【寿命】お気に入りのスニーカー → デザインよりも劣化に目がいく・履き心地も最初ほど良くない
- 【寿命】高かったスニーカー → 劣化で品質は下がる・ボロボロのハイブランドは逆にダサい
また、「おしゃれな人は靴がきれい」と言われるように、靴は特に清潔さが重視される部分です。
寿命が過ぎて、綺麗ではない靴を履いていると、それだけで「おしゃれではない・ちゃんとした人ではない」と判断される可能性があります。
「靴だけで判断する人の方がおかしい!」と言う人もいますが、一般的なマナーとして広まっていることなので、「寝癖は直す」「顔は洗う」と同程度のことと考えた方が良いです。
スニーカーを休ませて寿命を伸ばす
スニーカーを長持ちさせるには、毎日同じ靴を履かず休ませることが大切です。
生地などは、時間をおかず連続で使うと過度に消耗します。
逆に、使用後にある程度の時間休ませれば、スニーカーの寿命は伸びます。
汚れを簡単にでも拭いておくとさらに良いです。
労力を考えると、毎回拭くのは現実的でないので、スニーカーを2・3足用意してローテーションを組むだけで良いと思います。
【3年間】1足でまわして、履き潰したら追加する場合
- 1足目 → 1年で寿命、買い替えが必要
- 2足目 → 1年で寿命、買い替えが必要
- 3足目 → 1年で寿命、買い替えが必要
- スニーカー3足で3年履けた
【3年間】3足でローテーションを組む場合
- スニーカーA → 3年経過、休ませたため生存
- スニーカーB → 3年経過、休ませたため生存
- スニーカーC → 3年経過、休ませたため生存
- 連続使用を避けたため、スニーカーの寿命が1年で尽きない
スニーカーを複数揃えてローテーションした方が、一足の寿命が伸び、金銭的負担も減ります。
さらに、コーディネートに使える靴も増えるので一石二鳥です。
スニーカーのかかとの寿命を伸ばす履き方
人によっては、スニーカーのかかとが磨り減ってダメになるパターンもあります。
かかとの磨り減りやすい理由
- 靴紐がゆるい状態で履いている
- かかとを引きずって歩く癖がある
靴紐を緩めた状態で、いちいち結ばなくても履けるようにしている靴はかかとが磨り減りやすいです。
足と靴が多少カパカパの状態になっているので、歩いた時に意図せず地面と擦れてしまいます。
長時間歩く用事のときは、靴紐をしっかり結びなおして履くとかかとの寿命は伸びると思います。
スニーカーのソール(靴底)の寿命を伸ばす履き方
スニーカーのソールの磨り減りによる寿命は、かかとと同様に気をつけることで伸ばせます。
しかし、スニーカーのソールは置いておくだけで経年劣化していきます。
スニーカーのソールに多く使われるウレタンゴムに加水分解という反応が起き、ひび割れや黄ばみ、強度劣化の原因となります。
加水分解は3年くらいで劣化する場合が多いです。
スニーカーの寿命である加水分解を防ぐ方法
スニーカーの加水分解を完全に防ぐことは難しいですが、対策はあります。
基本的に、湿気によってソールの中に入った水分が加水分解を始めます。
なので、湿気が少なく、風通しの良い場所でスニーカーを保管することが有効です。
また、使用後に汚れや水気を取って保管することもスニーカーの延命につながります。
ですが、とても労力がかかるので加水分解による劣化は諦めて、定期的にスニーカーを買い替えるのをおすすめします。
加水分解は3年くらいでの劣化なので、すぐにダメになるわけではないからです。
スニーカーを休ませて寿命を伸ばそう
この記事のまとめです。
- スニーカーの平均寿命は1年~3年くらい
- 複数のスニーカーでローテーションを組むべき
- きれいなスニーカーの方がおしゃれ
- スニーカーを5年10年履くのは難しい
スニーカーは定期的な買い替えが必要なアイテムです。
スニーカーの寿命目線でも、おしゃれ目線でもスニーカーは複数揃えた方が良いので、無理のない価格で使いやすい靴を買いましょう。