『メンズ コーディネートの基本』で「きれいめな服」と「カジュアルな服」のバランス次第でコーデの完成度がまったく違ってくる事を解説しました。
日常生活の私服として、”きれいめ”と”カジュアル”のバランスは7:3がベストです。
では、具体的にどんな服が『きれいめな服』なのでしょうか?
こちらも併せてご覧ください。
⇒『【メンズ必見】カジュアルな服の判断方法・具体例とおすすめブランド』
きれいめなアイテムとは?きれいめの判断方法
①モノトーンカラーであり、カラフルでないもの
白や黒などの落ち着いたモノトーンカラーのアイテムが「きれいめアイテム」となります。
また、柄がなく無地な方が「きれいめ」に寄ります。
カラフルな物や柄物は、比較的子供っぽい印象を与えるのです。
逆に大人っぽい印象を与える“モノトーンカラー”や“無地”のアイテムは「きれいめ」と言えます。
②シルエットが「細め・タイト」なもの
「テーラードジャケット」や「スキニーパンツ」は、体の線がでるようなシルエットで作られており、「きれいめアイテム」に当たります。
しっかりとキマっているイメージがあったり、キチっとした印象を与える形で、全体的に見てもシンプルなものが「きれいめ」となります。
③スーツが最も「きれいめ」な服装
スーツなどの正装で用いられるものは基本的に「きれいめアイテム」です。
先ほども挙げましたが、「テーラードジャケット」「スラックス」「革靴」「シンプルな時計」等は正装にも用いられるアイテムです。
従って、「スーツなどの正装」に近いアイテムが『きれいめ』として判断できます。
「きれいめなアイテム」の一般例
テーラードジャケット


白シャツ

ハット

シンプルな腕時計

スキニーパンツ

テーパードパンツ

革靴

「きれいめアイテム」の多いブランド例
紹介するブランドの商品が全て「きれいめなアイテム」という事ではありません。
ほとんどのブランドは「きれいめ」「カジュアル」両方のアイテムを扱っています。
例にあげるのは“きれいめアイテムの印象が強い” また、“優れたきれいめアイテムを揃えている”ブランドです。
nano universe(ナノユニバース)

UNIQLO(ユニクロ)

GU(ジーユー)


UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)


HARE(ハレ)

RAGE BLUE(レイジブルー)

「きれいめアイテム」の使い方
きれいめでしっかりコーディネートの基礎を作る
『メンズ コーディネートの基本』でも説明している通り、コーディネートの基本はきれいめで作ります。
「きれいめアイテム」7割でしっかりとコーディネートのバランスを取らなくては、残り3割の「カジュアルアイテム」を使うことはできません。
服装も基礎が大事で、きれいめを疎かにし、派手なカジュアルアイテムばかりに力を入れるのは、メンズファッションの陥り易い失敗パターンなので気をつけましょう。
また、アイテムの割合だけでなく、コーディネートの色も同じです。
「モノトーンカラー」でしっかりと全体のカラーを整えましょう。
「モノトーンカラー + 1色」くらいが服装のバランスをとれる配色です。
きれいめなアイテムの特徴を知り正しく使おう!
きれいめをしっかり使えるようになる
「きれいめアイテム」は、「カジュアルなアイテム」に比べて種類が少ないです。
従って、慣れてしまえば扱うことは難しくはありません。
どうしても、”おしゃれ=カジュアル”のイメージが一般的に強いですが、おしゃれな人は必ずといって良い程、『きれいめ』をしっかり使いこなしています。
まずは、「黒のスキニーパンツ」もしくは「黒のテーパードパンツ」を履いてみる事で『きれいめの威力』を実感してみてください。
今までの服装で『きれいめ』を使っていなければ、特に大きな変化を得られます。
まだご覧になっていなければ、こちらも併せてご覧ください。
⇒『【メンズ必見】カジュアルな服の判断方法・具体例とおすすめブランド】』